山口周遊の旅 (part3)



 
 6月6日火曜日です。
旅の二日目(最終日)です。 この日は、新山口駅からスタートです。
 新山口駅の1番線のホームへ来ました。

なかなかレトロなつくりとなっております。 ここから、SLやまぐち号が発車するからなのでしょうね。
 今回は、SLには乗らず、こちらの車両に乗ることにしました。

キハ187系の特急「スーパーおき2号」米子行きです。 山口線、山陰本線を走行する特急列車です。 
気動車の特急で、振り子装置(カーブでも速度を落とさずに)が備えられている、特急列車です。


 キハ187系の側面です。
この車両は、今まで見たことはあったのですが、乗車するのは、これが初めてです。
 2両編成の短編成で、自由席、指定席と1両ずつの編成でした。
 早速車内へ入ることにします。

このキハ187系は、全席禁煙のため、こちらのデッキにある、喫煙スペースしか、タバコは吸えません。
 客席内は、こんな感じで、リクライニングシートがかなり深く倒れました。
私が乗った自由席は、新山口発車時点で、50%ほどでした。
 8時50分、定刻に新山口駅を発車しました。

やはり、加速が速く、気動車というイメージがありません。
 新山口駅の構内にある、気動車群が見送ってくれました。
 途中の山口(やまぐち)駅では大きく入れ替わりがあり、自由席も60%くらいの乗車率となりました。

山口駅を出て、しばらくすると、ローカル線の色が濃くなります。
 山口線内は、振り子装置は作動しておらず、スピードはあまり上げることなく、のんびり特急というイメージの感じでした。
 9時36分、三谷(みたに)駅に到着しました。

ここで、スーパーおき1号と行き違いを行いました。 あちらの車両も、自由席は、半分くらいの乗車率でした。 
 しばらくは、田んぼが一面に広がる農村地帯を走行します。
平坦な線では、スピードも上がります。
 9時57分、津和野(つわの)駅に到着しました。
 津和野といえば、観光地で有名なところです。

かなりの乗客が降りるのか・・・と思っていましたが、数人しか降りず、観光には良い時間帯なのに、寂しい下車数でした。


 10時08分、山口線内で最後の停車駅、日原(にちはら)駅に到着しました。

山間にある、小さな駅なのですが、岩国から日原まで路線を伸ばす・・・という計画があった、旧岩日線の痕跡はありませんでした。
 津和野で少し乗客が下車したため、空席が目立つ自由席内で、のんびりと次の停車駅へ向かいます。
 10時29分、益田(ますだ)駅に到着しました。

日本海側に到達しました。
ここで、スーパーおき号は、大量に乗客を乗せて、米子へ向けて発車していきました。
 しばらく時間がありましたので、こちらの車両を撮影。
キハ126系です。 山陰本線内で主要の車両の一つです。
 車内は、ボックスシートがずらりと並んでおり、また身障者スペースやトイレがしっかりとしたスペースで確保されていました。

今回は、これに乗れず、また次回・・・という感じです。
 そして、キハ126系の運転台です。

ワンハンドル型ではなく、ツーハンドル型の運転台でした。
 そして、わたくしは、こちらの11時03分発、キハ120系の長門市行きの普通列車に乗ります。

1両編成でしたが、ガラガラでした。
 益田駅を出て、すぐ海が見えるようになりました。
日本海です。
 山陰本線の場合は、海沿いを走る区間も多く、また海の色も綺麗で、景色が凄く楽しかったです。
 11時43分、宇田郷(うたごう)駅に到着しました。

海が近くに見える駅の一つです。




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